2021年5月の公開以降、Biswapのシェアがどんどん高まっています。そこで、人気の理由やメリット、そして安全度について考察していきます。
Contents
Biswapの人気度
最初に、Biswapがどれくらいの人気なのかを確認しましょう。
下のツイートは、BSC(バイナンス・スマート・チェーン)公式です。人気のDeFiサービスには、BSCを使って構築されている例がいくつもありますが、特に素晴らしいとしてBiswapについて言及しています。
The latest #BSC superstar project @Biswap_Dex
is doing great, currently ranking as the 4th most popular DeFi dApp on BSC.
👏👏👏Source @DappRadar
NFA https://t.co/bmMN6ls44X pic.twitter.com/sLdfZhdDaU— Binance Smart Chain (@BinanceChain) June 21, 2021
ツイートの趣旨を書きますと、「最近のBSCのスーパースター・プロジェクトはBiswap。BSCで構築されたDeFiサービスの人気ランキング4位です。」となります。
ツイート内グラフを見ますと、1日あたり取引量が右肩上がりに伸びている様子が分かります。なお、縦軸の単位は100万ドルですから、直近の数字はおよそ1億ドルになります。
Biswapの人気が高い理由
公開初日はほとんどゼロなのに、1か月で1億ドル。この理由を順不同で考察します。
見やすい画面
DeFi上の様々なサービスを比べますと、Biswapの取引画面はとても見やすいです。この画面はパンケーキスワップなど他サイトを参考にしていると予想できますが、より一層見やすい作りで、しかも見ていて疲れません。
DeFiサービスの画面は毎日見るものではないかもしれませんが、長期間おつきあいしますから、分かりやすい画面はとても重要です。
ステーキング報酬が大きい
ステーキング報酬は各DeFiサービスによって異なりますが、年率で数十%台が多いです。
そして、ブロックができるたびに放出されるガバナンストークンの数量は一定であるのに対し、ユーザーは徐々に増えていきますので、時間が経過すればするほど単位当たり報酬は減少し、利率は下がる傾向にあります。
この傾向はBiswapでも同様ですが、この記事を書いている時点の利率は年100%を越えています。この高利率も、ユーザー集めに貢献しているでしょう。
なお、これだけ利率が高いとBSWの数量が増えすぎて価格が下落してしまうのでは?という懸念がありますが、この記事を書いている時点で価格は維持されています。その理由は、主に2点でしょう。
- 新規ユーザーがどんどん増えている
- burnの仕組みを備えている
burn(バーン)とは「燃やす」という意味で、流通している仮想通貨を買い戻して二度と使えないように処理することです。こうすれば流通している総数を調整できますので、将来の価格上昇を期待できます。
ファーミング報酬大、複利運用しやすい
また、ステーキング報酬に加えてファーミング報酬が大きいのも魅力です。下は、この記事を投稿した時点でのファーミング報酬(例)です。
- USDT-BSW:273.25%
- BNB-BSW:256.41%
- BFG-BSW:198.50%
- RABBIT-BUSD:321.09%
上の数字は一例ですが、とても大きな数字であることが人気を集めている理由の一つでしょう。そして、ファーミングで複利運用しやすいというメリットもあります。
これを分かりやすく理解するために、PancakeSwapと比較してみます。
PancakeSwap
- ファーミングで得るのはCAKE
Biswap
- ファーミングで得るのはLPトークン。そのLPトークンを複利運用できる
- 複利運用ではBSWで報酬を受け取る
PancakeSwapの場合、ファーミングの複利運用は少々難しいです。報酬をCAKEで受け取ったら、ZAPなどの機能を使ってLPトークンを作ることになりますが、手数料がかかりますし作業が面倒です。
一方、Biswapの場合は、報酬をLPトークンでもらえます(例えば、USDT-BSWのLPトークンでファーミングしたら、USDT-BSWのLPトークンをもらえる)。そのLPトークンを使って複利運用のファーミングすると、BSWを受け取れます。
PancakeSwapと比較して、複利運用しやすい体系になっていると言えます。
アフィリエイト
既存ユーザーが新規ユーザーを勧誘し、その新規ユーザーがステーキングやファーミング等で稼ぐと、既存ユーザーは報酬をもらえます。
これをアフィリエイトと呼びますが、新規ユーザーが儲ければ儲けるほど既存ユーザーも儲かるため、既存ユーザーはブログ等で多くの記事を書くことになります(=ユーザー数が増えやすい)。
なお、新規ユーザーにもメリットがあります。
具体的には、既存ユーザーは「アフィリエイトで得た報酬の最大半分を新規ユーザーに譲渡する」という設定ができますので、この設定をしていれば、新規ユーザーにとってもメリットのある話になります。
というわけで、当ブログ経由でBiswapアカウントを作っていただくと報酬の半分を差し上げています。ご利用ください。
なお、アフィリエイトの仕組み等については、下のリンク先記事でご確認いただけます。
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ステーキング収入やファーミング収入をさらに自動的に増やす方法
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BetFuryとのコラボ
BetFuryはカジノサイトであり、ビットコイン等を使ってルーレットなどができますが、独自トークン(仮想通貨)であるBFGを発行しています。
従来、このBFGの使い道は以下の通りでした。
- BetFury内で保有して、ビットコイン等をもらう(ステーキング)
- カジノの賭けで使う
BFGを持っていればビットコイン等をもらえるものの、使い道としてはカジノで使うくらいしかありませんでした。しかし、Biswapでの売買が可能となり、ファーミングもできるようになりました。
すると、何が起きるでしょうか。主な流れは下の3つでしょう。
- BetFuryでカジノをしたい人が、BFGを買う。
- 手元にあるBFGを換金する
- BFGのファーミングで稼ぐ
この流れが一気に発生しています。また、BetFuryが資金提供者となり、取引高が多い人に賞金を出したり(総額28,000米ドル)、ファーミング報酬を大幅に引き上げたりというイベントを実行しました。
これらのコラボも、取引高が大きく伸びる要因の一つになっているでしょう。
取引所への上場
Biswapは公開後2か月しか経過していませんが、ガバナンストークンであるBSWはHotbit(中国の取引所)に上場しています。
Hotbitは世界全体で見れば中堅の取引所という認識で良いでしょうが、公開後間もないBSWがBiswap以外で売買可能という事実は、信頼度上昇に寄与しているでしょう。
SNS等での露出
こうして多くのユーザーとお金が集まりだすと、目立つ存在となります。
すると、冒頭のような感じでツイートされ、今まで気づいていなかった人にも情報が届いて「自分もやってみようかな」となります。
この連鎖も、人気上昇に役立っているでしょう。
安全度を確認
以上の通り、Biswapは破竹の勢いで発展していますが、メリットだけでなく安全度についても確認しましょう。ここで考える安全度は、詐欺ではないか、そして運営者の士気は高いか、です。
安全度のチェック項目
以下の各項目について確認していきます。
チェック項目
- サービス提供期間
- audit(監査)
- ツイッター
- 過去の事故
- 有名サービスとの連携
サービス提供期間
過去の詐欺案件を見ますと、「サービス提供開始後まもなく、顧客資産を持って逃げる」または「サービス提供開始直前に(プレセールで売った仮想通貨を持って)逃げる」というパターンになります。
こうなる理由は、詐欺する側の視点に立つと分かりやすいです。自分たちの素性がバレないようにしながら簡単に儲けるには、短期間で成果を上げる必要があります(長期になればなるほどコストと手間がかかりますし、素性がバレる可能性も出てきます)。
それを踏まえて考えますと、ある程度の期間に渡ってサービスを提供している場合、詐欺案件である可能性が低くなります。
なお、Biswapは、2021年5月にサービスが開始されました。この記事を書いた時点で2か月が経過していますから、安心感があります。
audit(監査)
audit(監査)とは、第三者機関にプログラムを監査してもらい、どんな問題点があるか、あるいは問題がないかを調べてもらうことを指します。
詐欺を働こうという場合、auditはお金と時間がかかるので避けたいでしょう。そこで、詐欺の場合はウェブ上で全く記載しないか、あるいは「ただ今実行中」「今後実行見込み」などと書いてお茶を濁すことになります。
詐欺の場合
- auditに言及しない
- 「やります!」と書くだけ
真っ当なサービスの場合
- auditの結果を提示
- auditを受けていない場合アリ
上の2つを見比べますと、「真っ当なサービスでもauditを受けていない場合がある」というのが厄介です。
確かに、auditを受ければあらゆるバグを見つけられるというわけではありませんし、プログラムの隙をつく攻撃を全て排除できるというわけではありません。
しかし、auditにより既知の諸問題をクリアしているかどうか確認できますから、これを受けていないDeFiサービスはユーザーから見て信頼度がやや劣るということになります。
なお、BiswapはCERTICのauditを受けており、CERTICホームページに結果が公開されています。これを見ますと、大きなセキュリティ上の問題はなく、小さな問題は改善中だと分かりますので、安全度について安心できます。
ツイッター
ツイッターも、詐欺案件や開発チームの士気を推測する上で役立ちます。詐欺案件を複数調べたところ、以下の事例がありました。
- フォロワーが集まっていない
- 2010年代前半に開設され、フォロワーが万単位になっている
フォロワーが集まっていないという点からは、詐欺案件かどうかを推測することができません。真っ当なサービスだけれど単に人気がないという例も多数あるからです。
その一方、DeFiという単語がないころに開設されたアカウントで、なぜか万の単位でフォロワーが集まっているアカウントが公式ツイッターアカウントになっている場合があります。この状態になっている詐欺案件を複数見かけました。
予想になりますが、過去にスパムか何かでフォロワーを集めたアカウントが詐欺DeFiグループの手に渡り、利用されたのでは?…実際はどうなのか不明ですが、アカウント開設時期が極端に古いものは注意が必要です。
また、高頻度でツイートされているサービスは、開発チームの士気が高いと判断できます。士気が高ければ、より良いサービス開発を期待できます。
これを踏まえてBiswapを確認しますと、アカウント開設時期は2021年4月で高頻度でツイートが投稿されており、フォロワー数は6.2万ですので、前向きに評価できます。
過去の事故
念のため、過去に事件・事故が起きたかどうかを確認しましょう。当ブログ運営者は、Biswapがサービスを開始した当初から利用し続けていますが、今だ事件・事故を起こしたという情報に接していません。
すなわち、Biswapは未だかつて事件・事故を起こしていないということですので、安心感があります。
ちなみに、過去に事件や事故を起こしたサービスはダメだというわけではありません。公開時期が古くて人気を集めているサービスは、常に攻撃対象になり続けていますから、残念ながら攻撃が成功してしまう場合もあります。
その場合、「開発者は攻撃成功後にどのような対応をとったか?」が重要になります。
- ユーザーへの情報提供
- 攻撃を不可能にするプログラム修正
- 損失を受けたユーザーへの対応
この3つが適切に行われてきたサービスは、攻撃の成功という残念な事態で、かえって開発チームへの信頼度が上昇するという結果になります。まさに、「雨降って地固まる」です。
有名サービスとの連携
当ブログ運営者はBiswapを公開直後から利用していますが、「詐欺かも」という一抹の不安を持ちながらの利用でした。その懸念が大きく後退したのが、有名サービスとの連携です。
具体的には、オンラインカジノ大手のBetFuryとのコラボでした。運営歴が長い有名サービスが連携するということは、その有名サービスによって認められたということですので、詐欺の懸念が大幅後退します。
しかも、BetFruyで発行されているトークン【BFG】を売買できるようになったのはBiswapが初めてであり、この点も安心感を高めるきっかけになりました。
最初は少額から
以上の通り、Biswapは人気を集めて一気に上位に進出していますが、全てのDeFiサービスには何らかのリスクが常について回ります。
そこで、「よし!始めるぞ!」という場合は、(DeFiに限らず投資案件は全て)少額から始めるのがセオリーです。安全重視で行きましょう。検討の結果、取引を見送るという選択肢も、もちろんアリです。
なお、当ブログ経由でアカウントを作りますと自動的に報酬がアップしますので、リスクとメリットを比較しながら検討してください。