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バイナンスが SoulBound Token(SBT)に参入【BABトークン】

2022年9月9日

BAB token

バイナンス(Binance)が、 SoulBoundトークン(SBT)に参入しました。バイナンスのSBTは Binance Account Bound(BAB)トークンと呼び、これを持っているだけで自動的に10以上のプロジェクトから特典を得ることができます。

SoulBound Token(SBT)とは

BABトークンの解説の前に、まずSoulBound Token(SBT)とは何か?から確認しましょう。簡潔に一言で書くなら「身分証明になるトークン」です。

仮想通貨の世界では、匿名性が重要です。仮想通貨の元々の考え方の中には「国家管理からの解放」的な内容もあっただけに、今でも匿名性は重要なテーマです。その一方、匿名性を悪用した犯罪も多発しているのが現状で頭の痛い問題です。

また、あるプロジェクトが身元確認をしようと考えたとします。この場合、どうやってやるか、そして個人情報を適切に管理できるか?というのは大変な問題です。その部分にお金と時間を投入すると、肝心のプロジェクト開発に影響が出かねません。

そこで、SBTの登場です。SBTには以下の特徴があります。

SBTの特徴

  • トークンである
  • 身元確認(KYC)を実施した機関が発行
  • 送金できない

中央集権型の取引所は、KYCのために身元確認書類の提出を顧客に求めています。これに応じた人は様々なサービスを利用できます。

その取引所が、ユーザーにSBTを発行します。そして、KYCをしたいけれどその余裕がないプロジェクト等は、ユーザーがSBTを持っているかどうか確認します。SBTを持っていれば、そのSBTを発行した機関でKYC実行済みだと分かります。

プロジェクト側から見て、SBTを持つユーザーは犯罪的な行動をしないと想定できます。犯罪的な行動をしたらSBTを発行した取引所に連絡して、さらにそこから警察等に通報して逮捕等できるからです。

すなわち、プロジェクト側はユーザー全員にSBTを取得して欲しいと思うでしょう。そこで、各種キャンペーンを展開すると予想できます。

ユーザーにとっても、数多くのプロジェクトに個人情報を提供するのは嫌です。SBTを利用すれば、個人情報をばら撒かずに済むので安心です。

さらに、プロジェクトとユーザーの両方から見て特に有効と予想できるのが、ボット対策です。faucet(無料配布サイト)などで仮想通貨をもらおうとすると、ボット対策用の手続きがとても面倒臭いです。ボット対策の手続きとは下のようなものです。

ボット対策

毎度おなじみという人は、少なくないでしょう。これが面倒くさい。SBTが普及すればこの作業が不要になるかもしれません。SBTありのウォレットだけ利用可にすれば、ボットを自動的に排除できるからです。

Binance Account Bound(BAB)トークン

バイナンス(Binance)は、世界最大の仮想通貨取引所です。そのバイナンスがSBT分野に参入しました。発行されるトークンの名称は「Binance Account Bound」(BAB)トークンです。

BABは、BNBチェーンで発行されます。すなわち、BNBチェーンで公開されているプロジェクトに対して有効です。

そして、各プロジェクトはBAB発行を待ち望んでいたのかもしれません。既に14のプロジェクトがBAB保有者に対して特典付与を表明しています。

特典の内容

BABトークン

特典を付与するプロジェクト名と、特典内容は以下の通りです。いろいろ書いてありますが、一言で書くなら「他人より有利に進めたいなら、BABを持つべし」です。

ApeSwap

ApeSwapは、DeFiプロジェクトの一つです。BABホルダー限定のNFTを抽選でプレゼントします。

【リンク】ApeSwap

Apollox

Apolloxは、中央集権取引所と分散取引所のハイブリッドDEXです。取引量に応じて、APXトークンをもらえます。

取引量 報酬
1,000 USDT以上 10,000 USDT未満 100 APX
10,000 USDT以上 100,000 USDT未満 300 APX
100,000 USDT以上 1,500 APX

【リンク】Apollox

PearDAO

PearDAOは、分散型のマーケットプレイスです。

  • BABホルダーは無条件で売買可能
  • PearDAO内で特別なバッジをもらえる
  • 売買上限の制限なし
  • GameFiで、BABホルダー限定のイベント など

【リンク】PearDAO

Galxe

Galxeは認証情報に関するインフラ構築をしています。BABホルダーは、認証済みユーザーとして登録されます。

【リンク】Galxe

X World Games

X World Gamesは、各種ブロックチェーンゲームを開発しています。

  • ゲームの初回ログイン時に、エアドロップをもらえます。これは「スターターパック」と呼べるもので、何もない場合に比べて有利にゲームを進められます。
  • ゲームごとに様々な特典を得られます。例えば「Dream Card」の場合、勝利するとより多くのEXPをもらえます。
  • 「Dream Idols」において、BAB保有者はより多くの報酬を得られます。また、ユーザープロファイル上で特別な装飾を施せます。

【リンク】X World Games

Ultiverse

メタバースのゲームで、仮想通貨を稼げます。

  • KYC免除
  • 「Terminus City」において、デイリーボーナス付与
  • 2022年9月20日までに登録すれば、くじでNFTが当たる など

【リンク】Ultiverse

CyberConnect

分散型SNSサービスです。

  • ユーザープロファイルにBABを表示(ボットでない証明になる)
  • BAB保有者を対象に、2022年9月30日に抽選を実施し、300名にNFTが当たる など

【リンク】CyberConnect

P12

Web3プラットフォームです。

  • ジェネシスNFT保有者は、ユーザーページの見栄えが良くなる
  • Discordで特定の役割を付与される
  • キャンペーンで特典を得られる

【リンク】P12

Summoner's Arena

summoners-arena

RPGで仮想通貨を稼げます。公式サイトや公式ツイッターで特典内容を発見できず。後日公開されるでしょう(あるいは、別のSNSに掲載済みの可能性)。

【リンク】Summoner's Arena

Mathwallet

web3用のマルチチェーンウォレットです。

  • 送信先アドレスがBAB所有者かどうか分かる(スキャム回避に有効)
  • ギブアウェイ実施
  • BABホルダー限定のポータルサイト作成(ニュースやエアドロップなど配信)など

【リンク】Mathwallet

Liveart

マーケットプレイスです。公式サイトや公式ツイッターで特典内容を発見できず。後日公開されるでしょう(あるいは、別のSNSに掲載済みの可能性)。

【リンク】Liveart

OpenOcean

DEXアグリゲーターです。

  • 限定NFTをもらえる
  • 抽選でエアドロップ など

【リンク】OpenOcean

TinyWorld

tiny world

Play-to-Earnゲームです。

  • ログイン時の報酬が、他のプレーヤーよりも大きい
  • 限定ギブアウェイに参加できる
  • 限定アバターの利用
  • 有利な装備を使用可 など

【リンク】TinyWorld

The Harvest

Play-to-Earnゲームです。チームで戦って、相手を倒します。

  • 限定イベント、限定ギブアウェイに参加OK など

【リンク】The Harvest

最初期のBAB参加プロジェクトだけで、14もあります。ゲーム等の内容は、ここで紹介しきれません。しかし、BABを持っている方が有利なことは確実です。

BABの取得方法

BABを取得するには、3つの手続きを完了させます。

  1. バイナンスで口座開設
  2. バイナンスでKYCを完了させる
  3. バイナンスのスマホアプリでBAB獲得

バイナンスのアカウントを持っていない場合は、下のバナーから進んでください。当記事では、3番目の「スマホアプリでBAB獲得」の方法を紹介します。

Binanceでアカウント開設

なお、一つ注意事項が。BABを獲得するには、コストがかかります。1BUSDです。特典の大きさに比べれば小さな額ですが、注意が必要です。また、事前にバイナンスのアカウントに1BUSDを準備する必要はありません。所有している他の仮想通貨で、1BUSD以上の価値があればOKです。

step
1
BAB発行画面に移動

スマホアプリを立ち上げたら、下のスクショの赤枠「もっとみる」をタップします。

bab-token

次の画面で、「活動内容と報酬」カテゴリにある「BABT」をタップします。

bab-token

step
2
BABを発行

「ウォレット接続」をタップします。

bab-token

ここで、接続するウォレットを選びます。選択したウォレット内にBABトークンが発行されます。発行後は、送信できません。別のウォレットに移動したくなったら、既存のBABを削除して、新規にBABを再作成します。

ここでは、TrustWalletにしてみます(おすすめと書いてあるし)。メタマスクでも作れます。

bab-token

「接続」をタップします。

bab-token

その後、TrustWalletに移動したり、署名したりします。画面の指示に従って作成してください(スクショできない仕様になっていましたので、画像取得を断念しました)。

BAB取得に成功すると、BSCScanで確認できます。

bab-token

step
3
ウォレットで確認

BABはウォレット内に作られますので、ウォレットから確認することもできます。下は、TrustWalletの画面です。メニューの「設定」をタップし、メニュー内の「WalletConnect」をタップします。

bab-token

すると、「BAB Token」の選択肢が出てきます。ここをタップすると、詳細情報を確認できます(文字の羅列です)。

bab-token

BABが普及する前に参加すると、他のユーザーよりも有利な立場でゲーム等ができるでしょう。積極的な利用を検討できます。

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