BetFuryでおそらく最も人気のゲーム、それがDICEです。そこで、ルール・攻略方法・勝利の期待度などを検討します。
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DICEのやり方
最初に、やり方を簡単に確認しましょう(下は、DICEの画面)。主な機能の部分に赤枠と白数字を追記していますので、それぞれ確認していきます。
1は「Fast」機能であり、これをクリックして青色にすると(有効にすると)短時間で数多くのゲームをこなすことができます。
2は、直近10ゲームの結果と成績です。青色になっていれば勝ち、赤色は負けを意味します。ここでは青7つで赤3つですから、順調だったことが分かります。
3の部分で、勝敗決定ラインを決めます。「ROLL OVER」を選ぶと選択した数字よりも大きい数字が出たら勝ち、「ROLL UNDER」ならその逆です。
最も勝率を高くしたい場合は、「5以上の数字が出たら勝ち」にできます。すなわち勝率は95%になりますが、勝利したときに得られるペイアウトは1.0315倍です。
すなわち、負ける確率が5%に対して報酬が3.15%ですから、勝率が最大の設定で取引を繰り返すと、最終的に資金が底をつきます。これはどの勝率を選んでも同じですが、そこを曲げて勝利可能か?を検証します。
4は、ベット(掛け金の大きさ)を決める部分で、5部分でゲーム開始です。6は、ゲームを毎回手動で実行するか(MANUAL)、それとも全自動(AUTO)にするかを決めます。
AUTOの各機能
次に、AUTOを選んだ場合に使える各機能を確認しましょう。手動で毎回ゲームをするのは大変なので、AUTOを使って遊んでいる人が多いと予想できます。
ここで注意を要するのがSTOP ON LOSS ですので、別段落で重点的に解説します。その他は簡単なのでサラッと流します。
NUMBER OF BETS:何回自動で遊びたいか、数字を入力します。
STOP ON PROFIT:累積利益がいくらになったらゲームを止めるか、数字を入力します。
STOP ON LOSS:累積損失がいくらになったらゲームを止めるか、数字を入力します。
MAX BET AMOUNT:1回のゲームで投入する最大値を決めます。
ON WIN:ゲームに勝利したら、次のBETを何%大きくするか、それとも現状維持にするか決めます。
ON LOSS:ゲームに負けたら、次のBETを何%大きくするか、それとも現状維持にするか決めます。
STOP ON LOSS
STOP ON LOSSの機能が重要ですので、確認しましょう。
例えば、勝つ場合のペイアウト額を2倍に設定すると、勝率は49%になります。すなわち、ゲームを繰り返せば繰り返すほどお金が最終的に減る仕組みになっています。
そこを何とかして勝利したいという場合、「負けたら次のBETを大きくする」という選択肢が出てきます。負けても次で大きく取り返す!という方法です。
しかし、これを採用する場合、連敗するとBETが雪だるま式に増えてしまい、あっという間に全ての仮想通貨を失ってしまう可能性があります。それは厳しいので、「ここまで損失を出したらゲームを止めます」という機能が、STOP ON LOSS です。
では、ここで言う「損失」とは、どれを指すでしょうか。
連続負けの例
- 初回負け:1BTC
- 2回目負け:2BTC
- 3回目負け:3BTC
1回のゲームで1BTCを投入する人はまずいないでしょうが、数字を分かりやすくするために1、2、3…BTCとしました。そして、STOP ON LOSS の設定を「3 BTC」にしているとします。
この場合、2回目のゲームに負けた時点でストップします。3回目の負けでストップするのではありません。すなわち、ゲーム開始時からの累積損失で判定します。
DICEを攻略
以上のルール確認を踏まえて、攻略方法を考察します。
最初に確認しなければならないのは、「どのような設定を選んでも、ユーザー側が不利にできている」ということです。そこで、この不利が現実にならないような工夫が必要です。
(以下、「ROLL OVER」の場合を考えます。「ROLL UNDER」は適宜逆にして考えていただければOKです。)
勝率設定
勝率は、1%~95%の間で自由に選べますが、どれを選んでもユーザー側に若干不利になるようにできています。
- 勝率1%ならペイアウト98.001倍
- 勝率49%ならペイアウト2倍
- 勝率50%ならペイアウト1.96倍
- 勝率95%なら1.0315倍
勝率1%とはすなわち、100回遊んで99回負けることを意味しますから、一般的には苦痛を伴う選択肢になるでしょう。その反対に、勝率95%を選ぶ場合、数多く勝てますが、時々やってくる負けで仮想通貨が減ってしまうというオチになります。
そこで、平均的には勝率49%(ペイアウト2倍)または勝率50%(ペイアウト1.96倍)を選ぶ例が多くなるのでは?と予想できます。これ以外の設定も可能ですが、考察が複雑になりますので省略し、2つに絞ります。
負けた次のゲームの投入量
次に、負けた次のゲームの投入量を考えます。最初のゲームで、1BTC負けたとします。次のゲームでそれを取り戻そうとすると、次の2つの選択肢が考えられます。
ペイアウト率がとても高い(勝率がとても低い)を選択しつつ、投入数量を少しずつ増やす(投入数量が一定だと、徐々に手持ち資金が減っていきます)。
ペイアウト率2倍(勝率49%)を選択しつつ、投入数量を2倍ずつ増やす(投入数量が2倍未満だと、徐々に手持ち資金が減っていきます)。
「ペイアウトが高い」は2倍超を指しますが、選択肢がとても多くて記事内で分かりやすく考察しきれません。そこで、「投入数量を2倍ずつ増やす」に絞ります。いわゆる、マーチンゲール法です。
損益の推移
ここでは、勝敗と手持ちの仮想通貨の増減を確認します。ここで採用する条件は、「1回のゲームで1BTC投入、勝率49%(ペイアウト2倍)、負けたら次の投入量は2倍」です。
ゲーム | 連敗実現確率 | 純益 |
勝ち | - | 1BTC |
1回負けた後に勝ち | 51.0% | 1BTC |
2連敗後に勝ち | 26.0% | 1BTC |
3連敗後に勝ち | 13.2% | 1BTC |
4連敗後に勝ち | 6.8% | 1BTC |
5連敗後に勝ち | 3.4% | 1BTC |
6連敗後に勝ち | 1.8% | 1BTC |
7連敗後に勝ち | 0.9% | 1BTC |
8連敗後に勝ち | 0.5% | 1BTC |
9連敗後に勝ち | 0.2% | 1BTC |
10連敗後に勝ち | 0.1% | 1BTC |
注目できるのは、何連敗しても最終的に勝つと、合計でプラス1BTCとなるという点です。例えば、5連敗した後に勝利する場合、以下の推移となります。
- 1回目負け:△1BTC
- 2回目負け:△2BTC
- 3回目負け:△4BTC
- 4回目負け:△8BTC
- 5回目負け:△16BTC
- 勝ち:32BTC
- 合計:1BTCの勝ち
これが、「1回のゲームで1BTC投入、勝率50%(ペイアウト1.96倍)、負けたら次の投入量は2倍」だと、下の通り様子が大きく変わってきます。
ゲーム | 連敗実現確率 | 純益 |
勝ち | - | 0.96BTC |
1回負けた後に勝ち | 50.0% | 0.92BTC |
2連敗後に勝ち | 25.0% | 0.84BTC |
3連敗後に勝ち | 12.5% | 0.68BTC |
4連敗後に勝ち | 6.3% | 0.36BTC |
5連敗後に勝ち | 3.1% | △0.28BTC |
6連敗後に勝ち | 1.6% | △1.56BTC |
7連敗後に勝ち | 0.8% | △4.12BTC |
8連敗後に勝ち | 0.4% | △9.24BTC |
9連敗後に勝ち | 0.2% | △19.48BTC |
10連敗後に勝ち | 0.1% | △39.96BTC |
最終的に勝利しても、合計でマイナスになってしまいます。数多くゲームを繰り返すと、5連敗以上は全く珍しくありません。よって、ペイアウト率は2倍以上が選択肢となりそうです。
連敗が実現する確率・必要資金等
以上を踏まえますと、「勝率49%(ペイアウト2倍)」で「負けたら2倍の投入量」としつつ、何連敗しても勝つまでやるというスタイルを実践できれば、負けはないということになります。
しかし、それはできるでしょうか。確認しましょう。下の表は、20連敗まで示したものです。連敗の実現確率は、小数点以下第5位まで表示しており、必要資金は、現実味を持たせるために 1 satoshi(=0.00000001 BTC)スタートにしています。
連敗数 | 実現確率 | 必要資金 |
1 | 51.00000% | 0.00000001 |
2 | 26.01000% | 0.00000002 |
3 | 13.26510% | 0.00000004 |
4 | 6.76520% | 0.00000008 |
5 | 3.45025% | 0.00000016 |
6 | 1.75963% | 0.00000032 |
7 | 0.89741% | 0.00000064 |
8 | 0.45768% | 0.00000128 |
9 | 0.23342% | 0.00000256 |
10 | 0.11904% | 0.00000512 |
11 | 0.06071% | 0.00001024 |
12 | 0.03096% | 0.00002048 |
13 | 0.01579% | 0.00004096 |
14 | 0.00805% | 0.00008192 |
15 | 0.00411% | 0.00016384 |
16 | 0.00209% | 0.00032768 |
17 | 0.00107% | 0.00065536 |
18 | 0.00054% | 0.00131072 |
19 | 0.00028% | 0.00262144 |
20 | 0.00014% | 0.00524288 |
20連敗すると、0.00524288 BTC必要です(その後に勝つ必要があるので、実際にはさらに2倍の 0.01048576 BTC必要)。1satoshiスタートで0.01BTCを準備しなければならず、資金効率を考えるとマーチンゲール法は採用しづらいかもしれません。
しかも、0.01BTCあれば安全というわけではなく、20連敗する可能性は0.00014%あります。
負けが実現する回数
上の考察では、負けについて確率で考察しています。しかし、0.00014%というのは小さすぎる数字なので、0と同じなのでは?と感じるかもしれません。
そこで、視点を変えて、「負ける確率が0.00014%で100万回ゲームをしたら、何回負ける可能性があるか?」をグラフにしました。
- 0回:24.24%
- 1回:34.35%
- 2回以上:41.40%
さすがにこれだけ確率が低いと、100万回遊んでも24%で負け回数ゼロが実現します。しかし、2回以上負ける確率が41.40%もあります。
100万回遊んで勝率は49%ですから、ペイアウト総額予想は490,000 satoshiとなる一方、1回ドカンと負けてしまうと524,288 satoshiを失います。
確率通りに負けが実現すると、どうしても損益合計はマイナスになってしまいます。よって、いかに確率通りに負けるのを少しでも回避するか?が重要になります。
ただし、100万回遊んで負けが0回という確率が24%以上あります。これを狙って遊ぶことになります。
キャッシュバックとステーキングを利用
さて、確率がどうしても厳しいという問題…これを解決する鍵を握るのが、キャッシュバックとステーキングです。
キャッシュバックとは、ゲームで失った額の一定割合を返してもらえるサービスです。「損失×(ランクに応じて1%~25%)」相当額を、毎週火曜日と金曜日に返してもらえます。
また、ゲームをすればするほど、仮想通貨BFGをもらうことができます。これはBiswapで他の仮想通貨と交換できますし、BetFuryでBFGを保有し続けるだけで、5種類の仮想通貨を毎日もらうことができます。これを利用して、損失を補填します(または、収益を増加させます)。
しかし、自己資金を投入すると、どうしても最終的に確率のワナにかかりやすくなります。よって、当ブログでは、カジノで遊ぶのは非推奨で、ステーキングで稼ぐのが最良と考えています。